データで見る新型コロナウィルスの影響


グーグルによる位置データの収集結果から推測される各種統計の推移が公開されました。 先だってマルタにおける空気汚染の劇的な浄化が発表されたばかりですが、こちらのデータもまたそれを裏付けるかのように大きな変化となっています。

以下、グーグルマップ等とスマートフォン等による位置情報による、2月16日を始点基準とし3月29日を比較対象した結果と推移の私見です 。

食料品を除く小売、レストラン、公共施設等
76%減。こちらは3月7日のマルタ内で初めて新型コロナウィルスの感染者が確認されたことからか、翌3月8日から急激に外出が控えられていたのが伺えます。 

スーパー、薬局等
38%減。3月8日に一度急激に増加した後急降下していますが、やはり生活に必要なものという結果になっています。 

公園、ビーチ
45%減。最も増減の激しいグラフになっているのは天気に左右されているところも大きいと思われます。完全ロックダウンに至っていないマルタの現状がよく出ているようにも感じます。 

バス停
57%減。バスの運転手に新型コロナウィルス陽性反応が確認されてからも目立った変化はなく、最も波のないゆるやかな減少曲線を描いています。こちらも生活に必要な足という証明になっているように感じます。

会社、職場
49%減。3月中旬に一時80%減まで達した擬似的ロックダウンの効果も、飲食店ではテイクアウトはOKとなるなど完全な対応には至らず、その後50%前後にすぐ戻ってしまっています。 

住宅、ホテル
19%増。以外に増えていない、というのが印象的です。増加は同じく初の感染者確認後ですが、ホテルに泊まる観光客が激減したのも影響しているのかもしれません。

わかりやすいグラフ表示もされたこれらのデータは、同じく2月16日から3月29日の限定ですが日本も含めた各国公表されています。詳しくはこちらから。
https://www.gstatic.com/covid19/mobility/2020-03-29_MT_Mobility_Report_en.pdf

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