EU平均よりも20円近く高いガソリン価格


新型コロナウィルスの影響を受けて世界的に需要が減少し、原油価格が急落していることは日本でも報道されている通りです。
しかしマルタでは政府の方針からガソリンの価格が固定されたままとなっています。

 EU全体のガソリン平均価格は1.22ユーロであるのに対してマルタは1.41ユーロ。ディーゼルは、平均1.14ユーロに対してマルタが1.28ユーロ。為替を入れるとガソリン1リットルあたり20円以上も高いことになります。
今現在においてEU内でマルタよりもガソリン価格が高いのはイタリアとスペインだけ。両国とも新型コロナウィルスで苦しんでいるため需要もないに等しいのでしょうか。 

マルタにおいての価格高については、2013年の施策によって固定されてしまっているのが原因です。市場への安定供給と企業が長期的に経営方針をたてられるようにという理由から講じられた施策ですが、こういう状況においては消費者からすると不満にも感じられるかもしれません。

マルタで最後にガソリン価格が変動されたのは昨年の8月ですのでもう半年間固定されたままです。世界的な景気後退からの原油価格の急落は予想のつくものではありませんでしたが、この価格固定がいつまで続くのかというのは発表されていないようです。

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